MIXI決算書からモンストの今を見てみる!
私はあくまでモンストプレイヤーなので、決算書もモンスト部分以外は見ないし解説しませんのでご承知のほどよろしくお願いします。

去年6月の私のメモにてこれについて話をしております。
そのときは明確に数字を提起してくれておらず、しかたないから私のつたない計算で無理やり2025年1~3月の移行状況を出しました。で、結果として20%程度だということがわかりました。
今回に関しては、ちゃんと数字を出してくれたのでありがたい!
そして今は50%弱まで伸びたようです。
モンストWEBは明らかにAppleから購入するよりも安く目的のものが手に入りますから、めんどくさい設定さえ済んでしまえば、それ以降はWEB以外からの購入はしなくなるでしょう。ここに関しては、もう少し伸びしろがあると思うし、数字が減ることはないでしょうから、まだまだ運営は推してくるでしょう。
スマホ新法がスタートしたのもまだ最近なのに、これだけのスピードで動けたのは、新法スタート前のたしか裁判判例での結果で、すでにMIXIが動いたからだと思います。
この辺はとても素晴らしいですね。

「YoY」は前年比、「FY2026」は2025年4月~2026年3月まで、「Q1」は4~6月みたいな感じです。そして「EBITDA」はちょっと違いますが面倒なので”利益”ということにします。
上記グラフにあえて黄色線を入れさせてもらいましたが、これより右側がモンストWEBスタートになります。
ここで見ておきたいのが、たとえばモンストWEBがスタートした
FY2025Q3とまだスタートしてなかった同四半期FY2024Q3を比べたとき、売上高は落ちているのに利益は上がっているということです。これはAppleへの手数料がなくなったおかげでこうなっていることが明らかです。(他の前年比も同様になっています)
ただここでMIXIがいいたいのは、ことFY2026Q3については、「デドリロ」の広告宣伝費で落ちてしまいましたよということです。まぁアニメ制作を自社で行い、地上波の枠を購入するというのはとんでもなくお金が必要なことは知っているので、しょうがないかなと思います。
でもこれが損失だったかというと全くそんなことはなく、むしろやって正解だったのかもしれないんです。
というのも、セルランサイトを見てみると、モンストの2026年1月の売り上げ予想は確か82億円。これはモンストWEBの売り上げはおそらく入っていません。
そして先にあげたようにモンストWEBへの移行は50%近くありますから、これを入れると2026年1月の売上は150億円を超えます。
これはとんでもない数字で、近年ではもっとも売り上げた月になったと思います。もちろんリンネの性能によるところもあるでしょうが、やっぱりアニメの影響は相当大きいと考えます。
ですから、アニメの損失分はQ4で余裕でカバーできるんじゃないでしょうか。

要するに今モンストは、スターターパックの絶妙な性能設定が上手くいっているのと、モンパスプレミアムの内容強化により『単価はあがっているけど、新規が定着しませんから苦戦してます』ということです。
そしてMIXIの分析としては、『モンストも歴史が長いので、その間に増えたシステム等で操作性がむずかしくなって新規が定着しない』と考えていて、それを復調させるためにUI等を弄っていきます。と言っています。つまりMAUを上げたいと考えているわけです。
なるほど、それで今回のアプデで週間ミッションをスタミナ消費制からもっとかんたんな「1日1クエやってね!」制にしたんですね。
それと「葬送のフリーレン」コラボもものすごく単調だなと思ったのも、これが原因ですね。めちゃくちゃ腑に落ちました。
これだけはっきりと決算書でうたっているので、この傾向は今後も続くでしょう。ただあまり露骨にやりすぎると、旧ユーザーから「つまらない」と言われてしまうので、その落としどころがむずかしいです。ここはMIXIの腕の見せ所になるでしょう。

さいごにインドへの展開についてです。
これは以前から言われていましたが、ついに2月中旬にテストするみたいです。思ったより早かったです。そしてFY2027Q1にはもう本格運用したい考えのようで、これもとてもスピーディです。
それはそうと、なんでインドなのか?という疑問があります。
今までMIXIは中国や北米に「モンスト」を展開しようとしましたが、ことごとく打ちのめされて撤退しています。ですからインド展開も本来なら「やめてくれよ!」と言いたいところですが、なにやら今回は勝算があるように聞こえます。質疑応答分を引用させて頂きます。
インド市場の状況は、スマホ市場の立ち上がり期であり、モバイルゲーム市場も徐々に広がっている。現状、インドの平均 ARPU は日本水準まで届いていないが、中流階級の所得も増えている。また、ユーザー数は日本を上回ることが期待できる為、今後、インド市場は日本のモバイルゲーム市場に追いつくポテンシャルがあると考えている。さらにインドの国民性として、ご友人・ご家族と集まって、対面で熱量を持って遊ぶ機会がかなり多いと考えている。対面コミュニケーションを重視し、日本で No.1 となったモンスターストライクが、「STRIKE WORLD」としてインドでヒットする確率は高いと期待している。
要するに、インドはモバイルゲームが黎明期だし、人口も多いし、インドの国民性ともマッチしているので初期段階でシェアを獲得できるんじゃないかと考えているということです。
まぁたしかにこれだけ聞くとインド市場は良さそうです。
ただ、私のイメージですがインドの人々は数学ができる人が多い印象で、優秀なプログラマーもゴロゴロいそうなので、不正行為やサイバー攻撃などのリスクもかなり高い気がしちゃいます。攻めるばかりではなく、まずは強固な守りを築いてから望んで欲しいと感じます。
話をゲームに戻しますが、びっくりしたのがインドで展開するゲームの名前です。
「ストライクワールド」これ、どっかで聞いたことありませんか?
そうです。公式サイトにあったあれです。ここにつながるんですね。

私、最初モンスト公式サイトが新しくなったとき、このページを見て「なんだろう?」って思っていたんですよ。
でもこれでなんとなくMIXIが描いているヴィジョンが分かった気がします。
インドで成功した暁には、なんかしらモンストとつなげて、日本人もインド人も両方とも2つのゲームを遊んでもらおうとしているんじゃないのかな?
そしてもっと言うと、この世界観を共通にしてグッズ展開することで、日本をモンストの聖地みたいに、いうなれば任天堂のポケモンのように羽田空港とかでモンストセンターみたいにしたいとか考えているのかもしれないなぁって思っちゃたんですよね。
考えすぎですかね。
まぁともかくインドでヒットすることを祈っております。
以上