
はじめに・・・
なんというか、私の貧弱な語彙力ではすべての感情を言い表せないので、
簡単に言っちゃいますが、私は
とても面白かったです!
しかし、正直 5話でいったん見るのを止めようかと思ったことも事実です。
それはマチュがニャアンに明らかな嫉妬心を見せるところです。
私はファーストガンダムを大昔に見ています。
そこでもたしかに恋愛のような描写はあります。
でもジークアクスほどの”それ”ではなく、しかもこともあろうにニャアンまでシュウジを想ってしまうという、、、なんだかドロドロになりそうなのです。
「ガンダムにそういうのは求めていないなぁ」と
ここで視聴を中止しようかと思いました。
でも 諦めずその後も視聴して本当によかった!
懐かしい機体や人々
ブラウブロ*1、エルメス、ガンダム、シャアゲル、ドム、ジム*2、ホワイトベース*3、ハンブラビ、サイコガンダム他
懐かしい機体の数々が出てきて、あの頃の記憶がよみがえります。
またファーストガンダムで登場した人たちもたくさん出てきました。
その中でも、私が一番びっくりしたのがシャリア・ブルです!
ファーストのときは、これほど目立たずに戦死した彼がまさかのイケオジになって、しかもある意味 主人公ですよ!
これが胸アツと言わずしてなんというのか!まじで最高です!
この作品でいちばん好きなキャラクターになりました。
感涙にむせぶ演出
そして演出もこみ上げるものがありました。
たとえば第2話のアイキャッチ映像。これは完全にファーストガンダムそのもの。
他にもBGMやSEがまんまファーストだったりすることがあって、本当に感極まりました。
それから、実はマヴという2人1組の戦術、これも私の心を躍らせた1つになりました。
なぜかというと、今から20数年前『機動戦士ガンダム 連邦vsジオンDX』をゲーセンで毎日のように1日中やっていたからです。
このゲームは2on2、つまり4つの筐体で2人ずつプレイヤーが組んで連邦側、ジオン側に分かれモビルスーツ戦を戦い、相手の戦力を削り切ったら勝ちという神ゲーです。
そうこのゲーム、まさにジークアクスでいう「マヴ」なんです。
ジークアクスの世界でのクランバトルというものを、私はすでにこの時代からやっていたのです。(ゲームですけど)
このときの楽しい思い出が思い起こされて、とても感慨深くなりました。
▲信じられますか?これが20数年前のゲームなんですよ?
内容に関しては、
ネタバレを防ぐためになるべく隠します。
序盤だけ見ると
「もしジーンが乗るザクが故障していなかったら、どういう世界が待っているのか。」
というIFストーリーなのかと思っていましたが、
最終話でそれが間違いであることをシュウジが教えてくれます。
私は「そういうこともあるんだな、なるほどな」と
わりとすんなり受け入れられましたし、納得しました。
そうしたら、いろんなことが腑に落ちたのです。
これらを見ていない人が、初見でジークアクスを見たらどんな感想になるのかわかりかねますが、
ジークアクスを見るときは、できればファーストガンダムとZガンダムの第17話ホンコンシティぐらいまでは見た方がより楽しめるような気がしました。
宇宙世紀0079と0085を行き来する内容になっているので。
古い作品だから、ちょっとハードル高いかもしれませんけどね。
ちなみにファーストガンダム:宇宙世紀0079、Zガンダムは宇宙世紀0087の時代だそうです。だからジークアクスはファーストとZの間にありますね。
12話しかないので、
いろんなことがジェットコースターのようにものすごい速さで起きます。
新しい登場人物が出たと思ったら即退場が結構あります。
ダレてもしょうがないから、別にそれでいいんですけど、
さすがに「もう退場かい!」と何度かツッコミ入れてしまいましたよ。
それから、随所に『エヴァンゲリオン』というか庵野さんが垣間見られるところが・・・・
まぁまぁまぁまぁまぁまぁそれはええか。
でも、それも含めてジークアクスなんだなぁと今は思っています。
これもしかしたらもう1回見ちゃうかもなぁ
正直 いまはまだマチュのことはあんまり好きになれないけど、2回目見たら違う目線で見られるのかな。
というわけで、ジークアクスは久しぶりに最高だな!と思った作品でした。
今回もこういう作品にめぐり合わせてくれたモンストに感謝いたしやす!*4